整然たる都市ーにぎやかな自然
2014年3月1日(土)-6月1日(日)
会期中無休
会期 |
2014年3月1日(土)-6月1日(日) *会期中無休 |
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開館時間 |
10:00-18:00(入館は17:30まで) |
主催 |
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団 |
料金 |
◎観覧料:一般 300円(240円) 大学生 200円(160円) |
猪熊弦一郎(1902-1993)は、1955年よりニューヨークに拠点を構え、1975年からはハワイと日本を行き来しながら制作を進めました。環境の変化に伴って、絵のモチーフや作風は変化していきます。
ニューヨークではモノトーンを基調とし、直線や幾何学的な形態を用いて、都市の風景を抽象的に描きました。冷たく素朴で、静かに放ったらかしておいてくれるニューヨークの街に、猪熊は「混乱と秩序」というテーマを見いだしていました。
その後ハワイに移ってからは、暖かな気候の中で育まれる豊かな自然に影響を受けてか、鮮やかな色彩や、浮遊感をもった様々な形がカンヴァスの中に現れるようになりました。背景と溶け合うような有機的な形、あるいはカンヴァスの中を自由に飛び回る個々の形は、自然の中に生きる様々な生命の動きを感じさせます。
1. 《The City (Green No.2)》1968年
2. 《夜を飛ぶ》1984年
3. 《鳥のアソシエーション》1986年
©公益財団法人ミモカ美術振興財団
展示室A
《自画像》1921年、油彩・カンヴァス、60.5×50.2 (cm)
《花の集合》1986年、アクリル・紙、44.5×58.5
《動物の住む星座》1984年、アクリル・紙、108.8×78.8
《鳥のアソシエーション》1986年、アクリル・紙、58.5×44.5
《脚と手と》1984年、アクリル・紙、55.0×74.5
《都市の中の親しい仲間》1979年、アクリル・カンヴァス、96.5×125.4
《語りかける人々》1982年、アクリル・カンヴァス、91.0×72.7
《創生期の花達》1983年、アクリル・カンヴァス、91.0×126.0
《創成期の生物達》1985年、アクリル・カンヴァス、101.0×121.0
《角の星座 No.1》1980年、アクリル・カンヴァス、136.5×122.5
《銀河の門 No.2》1986年、アクリル・カンヴァス、136.0×122.0
《宇宙は機械の運動場 No.2》1981年、アクリル・カンヴァス、200.0×250.0
《空中発芽》1983年、アクリル・カンヴァス、126.2×96.0
《夜を飛ぶ》1984年、アクリル・カンヴァス、137.0×122.3
展示室B
《City Planning Yellow No.1》1968年、アクリル・カンヴァス、152.0×153.0 (cm)
《The City Blue No.2》1968年、アクリル・カンヴァス、203.0×178.5
《The City (Green No.2)》1968年、アクリル・カンヴァス、203.0×178.0
《Two Shores B》1970年、アクリル・カンヴァス、203.7×178.0
《Water Shores B》1970年、アクリル・カンヴァス、203.0×178.0
《Water Shores A》1970年、アクリル・カンヴァス、203.3×178.0
《Landscape BY》1972年、アクリル・カンヴァス、203.5×178.8
《Landscape GT》1972年、アクリル・カンヴァス、203.0×178.5