
窓展 窓をめぐるアートと建築の旅
2020年7月11日(土)-9月27日(日)
2020年10月13日(火)-2021年1月11日(月・祝) *変更しました
休館日:月曜日 (11月23日、2021年1月11日は開館)、11月24日(火)、12月25日(金)-31日(木)
◎概要
身近にあって私たちの生活に欠くことができない窓。四角い枠で世界を切り取って私たちに見せてくれる窓は、同じく四角い枠で囲われた、ここではない世界をもたらす絵画と深い関係にあると考えられてきました。時代が下るにしたがって、写真や映像、インスタレーションにも同じ関心が引き継がれています。また、建築の分野では、気候風土に合わせた工夫や技術の発展、美的な配慮が各時代や地域にさまざまな窓を生み出してきました。
本展では、一般財団法人 窓研究所による知見を得て、ボナールやクレーの絵画から現代美術まで、窓に関わる美術作品をご覧いただくとともに、ル・コルビュジエ、カーンなどの建築家の貴重なドローイングもあわせてご紹介します。ジャンルを横断して広がる窓の世界をお楽しみください。
会期 |
2020年10月13日(火)-2021年1月11日(月・祝) |
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休館日 |
月曜日 (11月23日、2021年1月11日は開館)、11月24日(火)、12月25日(金)-31日(木) |
開館時間 |
10:00-18:00(入館は17:30まで) |
主催 |
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団、東京国立近代美術館、一般財団法人 窓研究所 |
助成 |
スイス・プロ・ヘルヴェティア文化財団 |
後援 |
在日スイス大使館、ポーランド広報文化センター |
学術協力 |
五十嵐太郎(東北大学教授/建築史・建築批評家/「窓学」総合監修) |
料金 |
◎観覧料 |
1. ヴォルフガング・ティルマンス《windowbox (47-37)》2000年 ワコウ・ワークス・オブ・アート蔵
2. 岸田劉生《麗子肖像(麗子五歳之像)》1918年、東京国立近代美術館蔵
3. 奈良原一高《〈王国〉より 沈黙の園 6》1958年、東京国立近代美術館蔵 © IKKO NARAHARA
4. パウル・クレー《花ひらく木をめぐる抽象》1925年、東京国立近代美術館蔵
5. JODI《My%Desktop OSX 10.4.7》2006年、作家蔵
6. ローマン・シグネール《よろい戸》2012年、作家蔵、Photo: Michael Bodenmann © Roman Signer, Courtesy Hauser & Wirth
7. ホンマタカシ《Camera obscura – thirty six views of mount fuji Waseda, 2019》2019年、個人蔵、© Takashi Homma, Courtesy of TARO NASU
【章構成】
1章 窓の世界
バスター・キートン、北脇昇、横溝静など
2章 窓からながめる建築とアート
ル・コルビュジエ、ルイス・I・カーンなど
3章 窓の20世紀美術 Ⅰ
ピエール・ボナール 、岸田劉生、ヴォルフガング・ティルマンスなど
4章 窓の20世紀美術 Ⅱ
パウル・クレー、ジョゼフ・アルバース、ベルトラン・ラヴィエなど
5章 窓からのぞく人 Ⅰ
安井仲治、津田青楓、ジェイムズ・キャッスル
6章 窓の外、窓の内:奈良原一高〈王国〉
奈良原一高
7章 世界の窓:西京人《第3章:ようこそ西京にー西京入国管理局》
西京人
8章 窓からのぞく人 Ⅱ:ユゼフ・ロバコフスキ《わたしの窓から》
ユゼフ・ロバコフスキ
9章 窓はスクリーン
ロバート・ラウシェンバーグ、ナム・ジュン・パイク/ジョン・ゴドフリー、JODIなど
10章 窓の運動学
ローマン・シグネール、THE PLAY、ズビグニエフ・リプチンスキなど
11章 窓の光
山中信夫、ホンマタカシ